基礎代謝に関わるホルモン類一覧

私達の体内で常に起こるエネルギー代謝は様々な要因で起こっています。なかでもダイエットを行っている方が気になる「基礎代謝」は体内の化学反応によって起こっています。この基礎代謝に携わり重要な役割を果たすものが様々な「ホルモン」なのです。


この記事では基礎代謝に関わるホルモンについてお話しさせて頂きます。

1.基礎代謝に関するホルモン

基礎代謝とは何もしなくても消費してしまうエネルギー代謝のことです。この基礎代謝は主に生命を維持する為に使われるエネルギー消費で、その代謝には多くのホルモンが関わっています。


代謝を促すホルモンの種類

エネルギー代謝に関して大きな働きを行うホルモンの種類は4種類です。

・成長ホルモン
文字通り、子供の発育に関わるホルモンですが、大人になっても重要な働きがあります。それがエネルギー代謝を促すことです。

・性ホルモン
男女の雌雄を決定するホルモンが性ホルモンであり、男性は「テストステロン」女性は「エストロゲン」が肥満や代謝に関与します。

・アディポサイトカイン
アディポサイトカインには多くの種類が存在します。しかし肥満や代謝に関わるホルモンは「アディポネクチン」と「レプチン」の2種類です。

リンク:ダイエットに重要な代謝について詳しく知りたい方は

代謝の低下が太る原因」をご参照下さい。

2.代謝を促す成長ホルモン

成長ホルモンは子供の頃には発育を促し、大人になるとエネルギー代謝を促します。成人の身体で成長ホルモンは肥満を防ぐために働く大切な存在なのです。

成長ホルモンの肥満抑制効果

成人の身体での成長ホルモンの働きは肥満を防ぐことです。日々の食事から摂取するエネルギー源が基礎代謝を上回った場合、余ったエネルギー源は脂肪となり太ります。

太ってしまうことは人の身体にとって良くないので、余ったエネルギー源をなるべく消費しておきたいのです。

この働きを行うホルモンの一つが成長ホルモンです。成長ホルモンは日々のエネルギー源の過剰摂取で余ったエネルギー源の燃焼を促してくれています。

成長ホルモンの分泌には睡眠が大切

成長ホルモンは睡眠中に作られて分泌されています。睡眠の中でも、ノンレム睡眠時に作られています。

ダイエットや抗肥満に睡眠が大切と言われる理由の一つが、肥満を抑制する成長ホルモンが分泌されるからです。

質の良い眠りで熟睡できる人は成長ホルモンが、しっかり作られるので代謝が良く太り難いのです。

リンク:ダイエット重要な睡眠に関して知りたい方は

睡眠の質の改善がダイエットの効率を上げる」をご参照ください。

3.代謝を促す性ホルモン

男女の雌雄を決定し、男女の特徴を表す性ホルモンには代謝を促す働きがあります。男女それぞれの体形に特徴があるのは性ホルモンによって体型を保っているからなのです。

テストステロンの働き

男性の特徴と言えば筋肉質で引き締まった肉体です。この男らしい体型を作り出すホルモンがテストステロンです。

男性が脂肪が少なく男らしい体型を維持するためにはテストステロンが必要不可欠なのです。

テストステロンは筋肉から分泌されます。つまり筋肉が増えることでテストステロンの分泌量も増えるので男性の減量に筋力トレーニングは理に適っています。

エストロゲンの働き

女性の特徴と言えばメリハリの優麗な曲線美です。この女性らしい体型を作り出すホルモンがエストロゲンです。

残念なことにエストロゲンは30代を境に徐々に減少し、40代50代では大きく減少してしまいます。

その結果女性らしい体型は失われてしまうので、女性のダイエットには減りゆくエストロゲンのサポートは必須事項となります。

4.肥満を抑制するアディポサイトカイン

アディポサイトカインには良い働きと良く無い働きを行うホルモンが複数存在します。良い働き「肥満抑制」に関する働きをおこなうものがアディポネクチンとレプチンです。

脂肪細胞から多彩な生理活性物質が分泌される図
出典:厚生労働省WEBサイトより

アディポネクチンの働き

アディポネクチンは脂肪細胞から分泌される善玉ホルモンで、主にエネルギー源の燃焼を促す働きがあります。

エネルギー源には「糖代謝」と「脂質代謝」の2つがあり、アディポネクチンの分泌が進むと糖も脂肪も燃焼が促されるので糖尿病の改善にも繋がります。

アディポネクチンは「痩せホルモン」との呼ばれており、そのメカニズムは運動と同様の燃焼メカニズムを有しています。

レプチンの肥満抑制効果

アディポネクチンと同様に脂肪細胞から分泌され、肥満を抑制するために働くホルモンがレプチンです。

レプチンの肥満抑制メカニズムは「摂食抑制」と「エネルギー源代謝」です。

食事からエネルギー源を過剰摂取すると太ってしまうので、その場合にレプチンは食欲を低下させ、余ってしまったエネルギー源を熱生産の原料として燃焼します。

肥満に悩む多くの方はこのレプチンが正しく働けない体質であることが多いのです。

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